糖尿病網膜症
「糖尿病」になると、特に神経と血管や臓器に障害が出てきて、症状の悪化とともに次の3つの症状が現れると言われています。1つが全身の神経の働きが鈍ってくる「神経障害」、2つ目が腎臓の機能が低下する「腎症」、そして最後に目の網膜に影響を与える「網膜症」です。「糖尿病」の結果起きる血管の障害で血管が弱くなったり、破れやすくなる、詰まりやすくなる傾向が出てきます。この「糖尿病」による血管の障害が目で起きると、網膜が出血したり、詰まったりして機能が低下してしまいます。ひどいときには失明にもいたります。
加齢黄斑変性
加齢黄斑〈おうはん〉変性は、網膜(カメラのフィルムにあたる組織)の黄斑というところに異常な老化現象が起こり、視機能(視力や視野)が低下してくる病気です。黄斑は網膜のほぼ中央にあり、ほかの部分の網膜に比べて視機能が集中し、物を見る要の部分です。加齢黄斑変性の症状は、視野の中央がよく見えない、ゆがむ、暗く見える、などです。、「加齢黄班変性」の原因には脂肪分の採りすぎや紫外線、タバコといったものがあると考えられています。
<生活習慣のからくる眼の病気の予防法>
- 禁煙(禁酒も)は大変有効
- ビタミンE、ビタミンCを摂ろう
- 脂肪分の摂りすぎには注意
- 偏食をしない
- 適度に運動をする
- 十分な睡眠をとる
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